「ついにやってやった!」と何か偉大なことを成し遂げたような気持ちになっていた
なのになぜか違和感
周りの友だちの反応との温度差
学校至上主義の方々に理解されないのは分かっているので敢えて理解を示してくれそうな自分と似た志向性の友人を選んで打ち明けている
「やっぱり毎日6,7キロもあるランドセルを背負って20分の往復っておかしいと思うんだよね」
「ほんとそう、可哀想だよねー!無駄だよねー」
「文科省だって数年前から通達だしているのにさー」
「そうなの?」
「そう、なのに変われないのって。だからこないだ先生に言ってみてさ」
「え」
「毎日全教科の教科書やノートを持ち帰るのって何か理由があるんですか、置き勉にしないのって何か理由があるんですかって。」
友人の顔が曇っていく
なんとか理解を、支持を得たい
だってこんなの、悪しき慣習でしかなくて
先生とのお電話の内容の一部始終を話す
話せば分かってくれるはずだ
「…はは、そうなんだー、、笑」
と話題が終了する
終わった
モンペだと思われた
“子ども達が大変、かわいそう、だから楽にしてあげないとという声が、結局、子ども達の心や体が「強くなる経験」を奪っているのだ”
という声もある
違う違う
可哀想だからじゃなくて
無意味だから辞めたいんだって!
(ついでに、中身空っぽにしたってどうせランドセルだけで5キロはあるんだって!十分。ランドセル屋さんには悪いけどリュックに筆記用具と水筒で登校が理想)
だって、持ち帰った教科書広げて復習するこども、全体の何パーセントくらい?
帰宅後も予習復習をする気のある子ども(正しくはスパルタ教育ママを持つ子ども)は通信教育か塾で学習しているのが実態よ?
持ち帰りたい子だけ持って帰ればいいじゃんー!笑(今年度から全ての教科の置き勉を推奨します、とかって校長がいってくれさえすれば、いやわたしは毎日全部持ち帰りたいです、なんて子はおそらくいないはず)
「学校で保管というのが難しくて、、」
「何かあったときに責任を負えないので、、」
クーピーとか絵の具セットとか体操服は置きっぱなしなのに?
よくわからないな
更に攻める
「万が一無くなったりしたときに学校が責任を負えないので困る、ということですか?
では無くした場合自費で購入するということでしたら大丈夫ですか」
「…えっと、そしたらしばらく置き勉という形にしてみますか?」
違う!
先生は誤解している!
これでは完全に敗けである
ひまりちゃんのお母さん=モンペ
ただでさえ忙しいのにモンペの対応に追われるかわいそうな先生
娘は「甘やかされわがままっ子」
の構図の完成である
もーもーもーもーーー!!!
全然納得いかない
「なるほどなるほど、そうですよね、確かに置き勉出来ないなんておかしいですよね。うんうん、それじゃ次の職員会議で話し合ってみますね」
とでも言ってもらえると思ったのだろうか
甘かった
どこまでも平行線である
「あ、じゃあすみませんが、しばらくそれでお願いします♪お手数おかけします」
娘よ
中途半端なモンスターママでごめんなさい