しまった。
なんてこった。
一度も更新できずに3月が終わっちゃった。
もう1年の1/4が終わったなんて…
昨日、新しい春がきた。
1日どこかむずがゆく
1日まるで落ち着かず
どうにもこうにもならないので
帰り道に、友を呼びつけ一息。
8年前、足繁く通ったそのお店は
何もかもが昔のままで
テーブルにちらばる
入学式を終えたばかりの
眩しいほどの若さが
時が経ったことを知らせる
唯一のしるしで。
渡された名刺に書かれた名前は
どこの誰だかわからない。
これだから
私は人からもらう私の名刺が
とことん苦手だ。
本当に自分の名前が刺されて
身動きできない気分になる。
それでも
それでも
一枚取り出して、
あの人の写真たての前に。
「いつもありがとう」とだけ
走り書きして。
あの人は最期まで
祈りの人だった。
昨日、新しい春がきた。
私はまだ、支えられてる。