母に誘われて代々木公園のごみ拾いボランティアに行ってみた
誘われたから行ってみただけで
社会貢献とか
環境保全とか
ましてや誰かにほめられたいとかでもなくて
天気もよかったから ただなんとなく
ひまりにとっては初めてのことだったけど
だんだん楽しくなってきたみたいで
もくもくと数十分
地面だけを見つめながら歩くのが新鮮で気持ち良かった
「きったねぇな」
って。
後ろに子どもを乗せたママチャリのおとうさんがすれ違いざまに
急に怖くなった。
すごくちぐはぐした格好でおしゃれな街に来てしまったときみたいに
大昔に仲良しだった子に急に無視され始めたときみたいに
誰かに迷惑をかけたのかな、って
誰かを傷付けた自覚がないのに
他人から急に否定的な言葉をかけられたとき
どうするのが正解なんだろう
そういうとき大抵こちらからアクションを返す時間や対話する空間が与えれない
自転車に乗ったおとうさんはあっという間に公園へ去っていく
駅前の混み合った通りをママチャリで走っていて「じゃま!」って、後ろに乗る娘のシートを殴られたときも
家の敷地でお友だち親子と遊んだ次の日に「子供の声がやかましく、非常に迷惑している」とか「どの親も子どもを注意していない」だとか匿名の苦情のメールが届いたときも
一方的で自分が傷付かずに相手を傷付ける方法だった
なるべく子どもを乗せるときは人通りの少ない道を選ぶし
子どもを家の外で遊ばせるのを控えるようになった
どいてもらえませんか、とか
家に受験生がいるので静かにしてもらえませんか、
とかだったらありがたかったなぁ
対話の機会が与えられなかったわたしは
やっぱり正解がわからない
ayu says
いたかったね。
chie kotume says
Ayuちゃんありがと^^