2020-12-15
大量のバッタの群れが、農作物を食い荒らす害のこと、知ってるかい
バッタの蝗、で「蝗害」っていうんだけどね、
蝗害をもたらす大群の中のバッタは、色や足の形をはじめ、見た目がぜんぜん違っていたので、
大人しい普通の単独バッタとは、ずっと別種のバッタだと思われてたのだそう。
でも、研究者が蝗害のバッタを一匹にしといたら、なんと、そのうちに何の害もない「ただのバッタ」に戻っていったんだって。
一匹だけだったら、何にも害をもたらさない、ただのバッタなの。
ところが、バッタが数匹集まったとき、「集まってるよ」ってフェロモンが出て、ただのバッタが、だんだん集まる内に、どんどん攻撃的・貪欲になって、みんなが同じ方向に向かって行進するようになって、見た目もいかつくなっていくらしい
ひとりだと普通の人が、集団になると、同じ方向に向かって、ワルいことにも加担できてしまうのと同じイメージなんだって
そういう個を喪失して凶暴化したバッタの相貌は、「群生相」っていう。
それは人相の「相」
「相」は、木を見ることで、詳しく見るが語源と言われているんだけど
「合い」と語源が同じという説もあって、「合い」は、つまり「間」のことなの
あいだにつながっているものが、わたしたちを相互につくりかえているの
あなたはわたしの一部
わたしもあなたの一部
わたしたちは切り離されてるって思わせようとされてるかもしれないけどさ
「あいだ」に生まれ来るものが、
わたしたちの「人相」も変えているのかもしれない
バッタが「凶暴化」してるっていうのは一つの見方で
彼らの食物を奪い土地を破壊してるのは人間かもしれないし
でも、集まったときに、みえないんだけど、確かに「あいだ」が、
たぽんとした湯船のような、くすぐったい気持ちよさが、創発するんだよね
バッタとの間にもあるのかも
できるだけあったかな相にしたいなあ
それをみたいなあ
かいでみたいなあ
見えなくなっているんじゃないかしら
いまたくさんのものが
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