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娘の投稿した写真が
Eテレの番組に採用された

自然界の似ているものを
観察したり比較したりする
こども向けの10分番組

 

この秋
玄関を開けたところに
枯れ葉のような”なにか”
を見つけた

その後何日間か
じっと動かない

2,3cmの赤茶いろのそれが
珍しい姿の昆虫なんだと気付いて

上の階に住む仲良しKくんに
さっそく報告

興奮したKくん
「ミミクリーズに送りたい!」と。

 

毎週見ているお気に入りの番組の最後に視聴者からの「似ているもの」の写真の紹介のコーナーがあり、それに応募したいKくん

スマホを母から取り上げ撮影

いますぐ投稿する!というので
番組サイトを検索して
投稿フォームに書き込む娘

 

こどもの突拍子もない提案に
乗っかるのが好きだ

「投稿するときのニックネームを書くんだって!なににする?」

2人相談して
決めたニックネームは
数週間前にお父さんの仕事の都合で引っ越してしまったもう一人の仲良しのおともだちの名前だった

 

毎日のように3人で遊んで
なんどもなんどもケンカして
もう二度と遊ばない、なんて言いながら

ママに怒られて帰りたくない、と
お風呂と夕飯も食べていって
(お泊まりもする!のとこで強制送還)

ママに「トイレいってくる」なんて言って
家を抜け出して数十秒後には
うちに上がっておやつ食べてる

 

3人が2人になった寂しさ

 

番組の投稿の名前を見て
引っ越してしまった彼が
じぶんたちのことを
思い出してくれればいい、と

 

こどもたちの
純粋で、計算のない、思い

 

そういう美しさに触れ
はっとさせられる

 

そんな彼らを誇らしく思う

 

春にはKくんもまた
ここを引っ越していく

 

大きくなっても
覚えているだろうか

 

番組の制作スタッフさんも
放送を見たちびっこたちも
誰も知らない

 

三人だけの   。

 

 

 

 

椿の笛

2021-01-11

さてこちら

親指の第一関節ほどの大きさの

椿の種

穴を開けて

ヘアピンで中をくり抜いて

笛を作ったそうな

吹いてみるとこんな感じ

5歳児が吹いてみた

いいかんじ♡

このあと

久しぶりに絵具を出して遊んだので

流れ寄る椰子の実…笑

(あ、種にペイントしたらかわいかったなぁ)

すぐ飽きて

絵具があまってしまったので…

ついでに、前衛芸術…笑

もはや一人で


やっぱり指はいいなぁ

自由だなぁ

絵具の滑らかさは

画用紙の上で滑らせて

はじめてわかるんだよなぁ


などと

悦に浸っていたら

乾いた頃に

鑑賞者がやってきた

イメージのイマージュ

思いがけない好評価…笑

作品は作者の手から離れた瞬間に

もはや作者のものではない

と言っていたのは、誰だったかな

本当にその通りだと

しみじみ

世の中の出来事も

(ここに書いていることも)

だいたいそんなものだよね?


こどもは母親から産み落とされた瞬間に

もはや母親のものではない


忘れそうになったら

また、ここに戻ってこよう

yuko / כלב

牛乳パックをパレットがわりに

備忘録

2021-1-7

あけましておめでとうございます

去年から、Yogi Teaの言葉を噛みしめお茶を飲む習慣ができていて、

そんななか、

2021年の最初のYogi Teaは…

く〜

染みる〜

give loveの後の「, 」が

give loveとget loveは地続きなのだと…

そんなわけで(?)、

今年の目標!

東洋思想にどっぷり浸る。

身体まるごと。

(あ、あとgive love とget loveも…って含まれてるのか…)


話は変わり…

1/3に、初ラン〜初銭湯の3hコースという極上の至福タイムを味わいました。

走ってる途中のお家の前に、

「ご自由にお持ちください」ボックスが置いてあって、

分厚い本がぎっしり!

な、な、なんというお宝!

本を目の前にすると子どもになって周りが見えなくなってしまう

ついつい中をパラパラ見てしまい

伴走のトレーナーにおこられ…トホホ。


ねぇもう何してるの?

え、本読んでる

ねぇもうどんだけ読むの?もう!

だって本読んでると周りが見えなくなっちゃうんだもん

ねぇ、そんなお母さんいないよ?

周りが見えなくなるお母さんなんていないよ?

え、いるよ、ここに(決めポーズ)


みたいな心温まるくだらないやりとりをしながら、

いただいたのが、こちらの4冊。

なかなか気持ちが落ち着かないから、

しばらくは拾い読み、でも楽しみ!

ありがたい、お年玉、いただきました!


私の中では、

専門書以外を読めるかどうか

小説や詩が読めるかどうか

が健康バロメーターになっていて、

息詰まると、

他の人のことばはストンっと入ってこない

他の人の世界に関心がむかなくなる

そんな時、本は読めない

だから、本が読めないのは、

あーいっぱいっぱいになってるなー

ちょっとガス抜き・気のそらしが必要だなーというサイン

逆にいえば、1分でも5分でも

ぱって読んで、気がちれば、もうけもん

そんなふうに気を散らす、気を紛らわす習慣を

今年も細々と、Yogi Teaとともに。

んでもってこのサイトにももっと書けるようになりたい!

もうちょっとお堅いこと書いてこうかなー

本のとこ充実させたいなーふふふ

こんな感じでゆるゆると。

2021年もどうぞよろしくお願いします。

yuko / כלב

モンペデビュー(2)

「ついにやってやった!」と何か偉大なことを成し遂げたような気持ちになっていた

なのになぜか違和感

周りの友だちの反応との温度差

学校至上主義の方々に理解されないのは分かっているので敢えて理解を示してくれそうな自分と似た志向性の友人を選んで打ち明けている

「やっぱり毎日6,7キロもあるランドセルを背負って20分の往復っておかしいと思うんだよね」

「ほんとそう、可哀想だよねー!無駄だよねー」

「文科省だって数年前から通達だしているのにさー」

「そうなの?」

「そう、なのに変われないのって。だからこないだ先生に言ってみてさ」

「え」

「毎日全教科の教科書やノートを持ち帰るのって何か理由があるんですか、置き勉にしないのって何か理由があるんですかって。」

友人の顔が曇っていく

なんとか理解を、支持を得たい

だってこんなの、悪しき慣習でしかなくて

先生とのお電話の内容の一部始終を話す

話せば分かってくれるはずだ

「…はは、そうなんだー、、笑」

と話題が終了する

終わった
モンペだと思われた

“子ども達が大変、かわいそう、だから楽にしてあげないとという声が、結局、子ども達の心や体が「強くなる経験」を奪っているのだ”

という声もある

違う違う
可哀想だからじゃなくて
無意味だから辞めたいんだって!

(ついでに、中身空っぽにしたってどうせランドセルだけで5キロはあるんだって!十分。ランドセル屋さんには悪いけどリュックに筆記用具と水筒で登校が理想)

だって、持ち帰った教科書広げて復習するこども、全体の何パーセントくらい?

帰宅後も予習復習をする気のある子ども(正しくはスパルタ教育ママを持つ子ども)は通信教育か塾で学習しているのが実態よ?

持ち帰りたい子だけ持って帰ればいいじゃんー!笑(今年度から全ての教科の置き勉を推奨します、とかって校長がいってくれさえすれば、いやわたしは毎日全部持ち帰りたいです、なんて子はおそらくいないはず)

「学校で保管というのが難しくて、、」
「何かあったときに責任を負えないので、、」

クーピーとか絵の具セットとか体操服は置きっぱなしなのに?

よくわからないな
更に攻める

「万が一無くなったりしたときに学校が責任を負えないので困る、ということですか?
では無くした場合自費で購入するということでしたら大丈夫ですか」

「…えっと、そしたらしばらく置き勉という形にしてみますか?」

違う!
先生は誤解している!

これでは完全に敗けである

ひまりちゃんのお母さん=モンペ

ただでさえ忙しいのにモンペの対応に追われるかわいそうな先生

娘は「甘やかされわがままっ子」

の構図の完成である

もーもーもーもーーー!!!

全然納得いかない

「なるほどなるほど、そうですよね、確かに置き勉出来ないなんておかしいですよね。うんうん、それじゃ次の職員会議で話し合ってみますね」
とでも言ってもらえると思ったのだろうか
甘かった

どこまでも平行線である

「あ、じゃあすみませんが、しばらくそれでお願いします♪お手数おかけします」

娘よ
中途半端なモンスターママでごめんなさい

社宅妻服飾論

仲良くなりたいと思う相手を見つけたら徐々に距離を縮めていくのが楽しくて好きと話してくれた隣人が

「初め引っ越していらしたときはヤバイやつ来た!と思いました~!」

とカミングアウトしてくれて笑った

夫同士が同じ会社という社員住宅の人間関係はある意味特殊であると思う

この場合、彼女の”ヤバい”は、”周りの目を気にせず周囲に合わせることなく自分の好きなものを着る”ことを指している

堂々としていてオープンに意見を述べるタイプの彼女が、「ここに引っ越してきたとき手持ちの服を全部捨てたんです」と話してくれて驚いたけれどその気持ちには心当たりがある

コミュニティや社会的役割に合わせて服装を変えるということ

いま思えば頭がおかしいけど
娘を妊娠したときにフェミニンなデザインのワンピースを封印し、これからはユニクロのシャツやジーンズで生活しなきゃいけないんだとなぜか思い込んだ

海外での生活が始まると
ばかじゃないかと思うような値段のほとんど何も入らない大きさのバッグがどうしても欲しくなったり
日本に帰国したら着れないだろうなぁと思いながら、ビビッドな色のドレスを何着か買った

日本への本帰国が決まったら
髪に入れたハイライトはもとに戻そうとか
衝動買いしてしまったピンクのドレスはメルカリで売ろうとか…
(我ながら極端である。夫はその都度ドン引き)

窮屈に服選びをした過去もあるけれど、ファッションを自由に楽しむ素敵な女性たちに出会えたおかげで自分らしく身に付けるものを選択出来ているのだと思う

周りからどうジャッジされるかを(極力)考えずに

その日、引っ越し先となった社員住宅の全家庭にあいさつまわりに伺った日

丈の長いシンプルなワンピースに、黒のローヒールパンプス

“常識的な服装”であったと思う

浮いていたのだろうか

調子に乗って見えた?笑

彼女にとって初めての社員住宅生活は、手持ちの服を一新してもっと地味で手頃な値段の服装で生活しなきゃと彼女を駆り立てた

私の当時の渾身の”常識服”をヤバイ呼ばわりした彼女も今や、明るい色のニットに、上質でセンスの良いバック、さりげなくイタリアブランドの靴

自分らしく選択する人は好きだ

今やいっしょに”ヤバイやつ”になったわたしたちだけれど、実際は他の住人に疎まれることもなく、むしろ関係はとても良好(だと思っている)

とんでもないカミングアウトだったが、また一気に彼女との距離が深まったのを感じてとても嬉しかった

The purpose of life is…

2020-12-09

Yogi Tea

お茶を飲むという行為に、ことばが添えられるYogi Tea.

サロンでお茶を飲みながら、言葉を交わしていた時代の人からしたら、

興醒めだろうと思ったり.

そのとき、そのときの、生をとらえることばを

議論の中で探り合い、見つけ出すためにこそ

お茶を飲んでいたのだろうから.

でも、しいんとした夜に、ひとり

ことばにとらわれるその一瞬は、

また別の暖かさ.

<行為者としてのモノ>(ギギ 2011)について

考えたのはフランスの人類学者・哲学者ブルーノ・ラトゥール(1947-)だとか.

ひるがえって日本の民俗学者折口信夫(1887-1953)は、

日本の古代の神概念としてカミ・オニ・タマ・モノをあげる(折口 1929).

「モノ」が指し示すものは当然違うだろうけど「モノノケ」なんてのは、

まさに、<行為者としてのモノ>を捉えたのではなかったか.

このあたり、じっくりと、またこんど.

さて、もう一杯入れてこようかな.

<行為者としてのコトバ>にとらわれるために.

ファビオ・ギギ (2011)「行為者としての「モノ」 ──エージェンシーの概念の拡張に関する一考察──」『同志社社会学研究』 15:1–12.

折口信夫(1929)「霊魂の話」(『民俗学』第一巻第三号)折口信夫全集刊行会編纂(1995)『折 口信夫全集 3』中央公論社、pp.248-263.

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